今回のスキンケアコラムでは、〈何を使うか〉ではなく〈どうすればいつもの化粧品を効果的に使うことができるか〉にフォーカスしていきます。
日々エイジングに抗う私たちの大切なお肌の為に、最大限スキンケアに力を発揮してもらえるよう、まだまだ見直せる事があるはずです。
そもそも浸透とは「角層全体に潤いを行き渡らせること」。
今回は、ここを主軸に考えてお話していきます。
目次
1 浸透させるためには”血流”がポイント
2 優しく、そしてしっかりと落とす
3 オススメのLATINÖUアイテム
4 あなた自身の手こそ最強の”浸透”ツール
1.浸透させるためには”血流”がポイント
ー血流と美肌の関係
皮膚の中=体の中の血の巡りは美容の観点からも良くしておくべきです。血流は肌にとっていちばんの栄養と言っても過言ではありません。
新鮮な血液と酸素が正常に運ばれていると細胞の生まれ変わりが活性化し、常に健康なお肌状態でいる事ができます。
それは、自分の代謝の力だけで古い角質を排泄し、余分なものがない健康な角層の状態を維持できているということ。
肌をその状態に保つことができてこそ、スキンケアの水分や栄養をしっかりと吸収しより確実な効果を発揮する事ができるといえます。
ー血流を妨げる原因
健康で美しい肌を育むために必要な栄養や酸素は、血流に乗って肌のすみずみまで運ばれていきます。
その途中で毛細血管から少しずつ栄養が染み出すことによって、肌は本来持っているうるおいを生み出し、その状態を保つ機能を発揮させます。血流が良ければ肌のハリが増すことは最先端の皮膚科学研究でも判明しています。
肌を育むカギとなるその血流を妨げる原因のひとつとして、明らかになっているのが、血管壁のダメージ。
誰もが知る肌の大敵 ✔︎乾燥✔︎紫外線✔︎加齢 は、実は血管壁をもろくはがれやすくしてしまいます。
はがれた血管壁の隙間から栄養が漏れると、肌のすみずみまで必要な栄養が行き渡らなくなることがわかったのです。
ー血流が滞る原因
その1 体の冷え
その2 運動不足
その3 過度なストレス
ー血流を改善する方法は?
その1 軽い運動を習慣にする
その2 湯船に浸かる
その3 お腹を温める
その4 白湯を飲む
その5 手足の指をほぐす
その6 タバコを控える
2.優しく、そしてしっかりと落とす
ークレンジングや洗顔は、スキンケアの要
せっかく肌にとっていい成分、贅沢な成分が入ったスキンケアを使っていても、肌に汚れが残っていると届けたい場所までスムーズに成分を行き渡らせることができません。
メイク汚れ、それは「油分」です。化粧水や乳液、美容液は水分を多く含んでいるため、肌に油分が残っているとせっかくの美容成分が弾かれてしまいます。
また、古い角質が残っている場合、本来角質層に届くはずだった美容成分が、その手前にある古い角質に吸収されてしまっていることも。まずは今の洗顔方法を見直してみましょう。
▽肌にやさしい「クレンジング」のポイント
クレンジングは、洗浄力が強すぎず肌に負担の少ないものを選びましょう。落ちにくいアイメイクやリップは、ポイントリムーバーで先に落としておくと摩擦によるダメージを減らすことができます。
Tゾーンからなじませ、デリケートな目や口元、頬は最後に。擦らず汚れを浮かせるようにやさしくなじませるのがポイントです。最後に、32℃~34℃のぬるま湯でしっかりとすすぎます。
▽肌にやさしい「洗顔」のポイント
洗顔料は泡立ちのよいものを選び、しっかりと泡立てます。きめ細かい泡が多ければ多いほど、泡と泡のあいだにできる空間が増え、肌や毛穴の汚れを吸い上げる力が働きやすくなります。
クレンジングと同様、皮脂が多いTゾーンから泡を置き、目や口元、頬は最後に。ごしごし擦らないようにやさしくなじませ、あまり長く洗いすぎないように注意しましょう。最後にぬるま湯でしっかりすすぎ、清潔なタオルで擦らず肌を押さえるようにやさしく水分を拭きとります。手もタオルも、できるだけ肌に触れる回数を減らすことが大切です。
3.オススメのLATINÖUアイテム
LATINÖUは、繊細なアジア人の肌質に合わせて作られた基礎化粧品です。加齢とともに出てくる肌悩みを改善する成分も贅沢に配合されています。
【ブライトニングフェイスウォッシュ | 洗顔】
毛穴より小さい約0.1mmのきめ細かい泡が、肌の余分な皮脂を吸い込み毛穴の奥まで優しく洗浄します。洗顔後の化粧水や美容液の浸透率を高めるフォームタイプの洗顔料で、ワンプッシュでボリュームのあるもっちり濃密泡がお顔を包み込みます。大人の肌の「潤い・ハリ」に大切なラメラ構造を守りながら、最大限のエイジングケア成分を配合しました。
ブライトニングフェイスウォッシュ | 100g
4.あなた自身の手こそ、最強の浸透ツール
ゆっくりと手のひら全体でお顔を包み込み、ハンドプレス。目元など細かい部分は指先を使って丁寧に優しく馴染ませる。
化粧水を”ひんやりむっちり”するまで肌に馴染ませて、はじめて“浸透した”状態になります。
肌トラブルが多発していたり、現状の肌に満足していないなら、きちんと美容成分が浸透していない可能性が高いです。
自分の手をセンサーのように使い、肌の温度や弾力に意識を張り巡らせる事で、同じスキンケアアイテムを使ってもその効果は2倍以上に。
たった0.02㎜しかない角層ですが、常に〈水分8:油分2〉の黄金比に保つことができれば、どんなトラブルにも揺るがない、しなやかで透明感のある肌を手にいれることができます。