夏のテカリ肌を根本から改善するには?

夏のテカリ肌を根本から改善するには?

気温が高いと必ず気になる、お顔のベタつきとテカつき。

私自身せっかく早起きして時間をかけてお化粧をしても、夕方には崩れてしまうという、そんなことを何度も繰り返してきました。今年はまだまだ暑い日が続くことが予測されているため、今回は〈テカリ予防〉について、原因から予防方法までご紹介していきます。

 

目次

1.基本的なテカリの原因 

2.そもそも皮脂って?

3.意外な原因

4.テカリ肌を改善するには?

5.多い皮脂の対策ー予防編

6.多い皮脂の対策ー対処編

7.オススメのラティーヌアイテム

8.まとめ

  

💡まずは原因から


1.「テカリ=余分な皮脂と汗」皮脂が増えるのはなぜ?

 

夏に皮脂が増えるのは肌の温度が上がっているからです。皮脂は気温が高くなると、油のように溶け出してしまいます。溶け出した皮脂は蒸発せずに肌の表面に留まり、ベタつきやテカリ、化粧崩れを引き起こします。

 また、汗をかく時も皮脂は一緒に流れ出ます。汗は蒸発しますが皮脂は肌の表面に留まるため、ベタつきだけが残ります。さらに、水は蒸発する際に周りの水分を奪ってしまうため、汗が肌のうるおいを奪い、それを補おうとして余計に皮脂が出てきてしまっている場合もあるのです。

他にも、

・ホルモンバランスの乱れ

・偏った食生活

・不適切なスキンケアやベースメイク 

など様々な原因が考えられます。

 

 

💡そもそも皮脂ってなに?

2.本来皮脂は悪いものではない

 

皮脂とは皮膚の表面で保護膜を作り、うるおいを保つ役割を補っています。皮脂が少なすぎると乾燥肌の原因となり、肌トラブルを引き起こしやすくなるため、皮脂も美肌には欠かせない分泌物です。

 

とはいえ、多すぎても肌トラブルを引き起こしてしまうのが皮脂のむずかしいところ。過剰に分泌されてしまった皮脂をそのままにしておくと、紫外線により酸化し、その酸化した皮脂は刺激となってしまうため、肌荒れの原因にもなります。
多すぎず、少なすぎず、適度な皮脂量を保つことが大切です。

 

 

💡そのほかにも考えられる原因は?

3.意外と多い〈インナードライ肌〉

 

インナードライとは〈肌の内部が乾燥している状態〉のこと。
肌の表面は皮脂に覆われてベタついているからこそ、肌の内部が知らない内に乾燥して、皮脂の過剰分泌を促し、悪循環になっている可能性があります。特に、30代以降の女性はインナードライ肌になりやすいと言われています。

 

インナードライ肌は、睡眠不足や運動不足、偏った食事やストレスなどによる自律神経の乱れが原因になる場合もあります。さらに自律神経の乱れは、肌のターンオーバーが滞り、顔色が悪くなったり、乾燥やたるみ、ニキビなどの肌トラブルを起こす原因にもなります。

 

 

 

しっとりと健康的な肌を保つためにも、規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、汗をかく運動などで自律神経や血流を良くすることを心掛けましょう。

 

💡あなたの肌は大丈夫?

4.肌の「水分補給」は必要不可欠

 

肌の水分補給とは、水溶性の化粧水で肌を十分に潤すことです。

 

化粧水は、ヒアルロン酸・コラーゲン・セラミドなどの保湿成分配合を使用することがおすすめです。油分を含むクリームやオイルも乾燥肌には有効ですが、これらは肌表面のバリア機能を担うためのもので、肌の内部を潤すわけではありません。

 

インナードライ肌の場合はまず化粧水で保水させ、肌本来の潤いを取り戻し、ターンオーバーを正常な状態に戻すことから始めましょう。

 

潤いが十分な肌の定義

・毛穴が引き締まっている

・キメが細かい

・モチモチとした弾力と肌にハリがある

・皮脂の分泌が正常=肌の表面はサラサラとした状態


潤いのある肌は適切なバリア機能とターンオーバーが行われており、余分な皮脂の分泌でベタベタすることなく清潔な状態を保つことができます。

 

逆に、潤いが不十分な肌だと皮脂の分泌が過剰になり、肌のキメは荒く、毛穴も大きく広がります。ターンオーバーも乱れてしまうため、肌の表面に角質などの老廃物が溜まり、それが毛穴に詰まります。黒ずんだ毛穴や角栓の原因は、これらが酸化する事によってできるものです。

 

💡予防・対策

5.多い皮脂の対策ー予防編

 

①優しく正しく洗顔する
肌をごしごし擦らずに、たっぷりの泡でやさしく触れることを心がけましょう。肌に負担をかけないことで皮脂の過剰分泌が抑えられます。

また、皮脂の分泌が多いTゾーンは念入りに。反対に、乾燥しやすい目元・口元は軽く洗うのがポイントです。

②スキンケアは出先でも
夏はエアコンの効いた室内で過ごすことが多いかと思いますが、冷房は乾燥肌の原因のひとつ。乾燥による皮脂の過剰分泌を防ぐためには、日中の保湿ケアが効果的です。ミスト化粧水を持ち歩き、お肌もこまめな水分補給を行いましょう。

 

6.多い皮脂の対策ー対処編

 

「予防しても皮脂が出てきてしまう!」「テカってしまう!」という場合でも、タオルやハンカチでごしごし皮脂を削りとるように拭き取るのはNGです。肌に優しい素材のふんわりしたタオルで押さえるように、汗と皮脂を拭き取ります。

注意するのは「絶対に肌をこすらない」こと。肌をこすると刺激になり、肌トラブルの原因となります。やさしく、丁寧に、を心がけましょう。

ミスト化粧水で保湿したあとにハンドプレスで押さえ、ティッシュオフしてあげることでよりサラサラのお肌が長持ちします。

 

7.おすすめのLATINÖUアイテム

LATINOUフェイシャルエッセンス】

 

皮脂の過剰分泌の原因の一つは「乾燥」です。高配合されたガラクトミセス成分は保湿効果に大変優れています。抗炎症作用も含まれているので、毛穴による炎症にも効果的です。細いかいミストが噴射されるためメイクの上からでもご使用いただけます。

 

 フェイシャルエッセンス | 120ml

 

8.まとめ

 

夏特有の気温の高さや、紫外線、空調による乾燥ダメージなどが日常的に考えられるため、肌の状態に適したケアを行うことが大切です。

 

十分に肌にも水分補給を行い、丁寧に優しく洗顔を行うなど、地道なケアがテカリ肌の改善に繋がります。季節特有の肌変化を知って、少しでも取り入れやすいところからお手入れを行ってみてはいかがでしょうか。